
アサヒビール大山崎山荘美術館(あさひびーる・おおやまざきさんそうびじゅつかん)は、アサヒビール運営による私立美術館である。
大阪府と京都府の境にある天王山の山腹に位置し、真下に木津川・宇治川・桂川の三川が淀川へと合流する美しい風景を見ることができる。
大山崎山荘美術館のコレクションの中核は、朝日麦酒株式会社(現アサヒビール)の創業者として知られる関西の実業家・山本為三郎の収集したコレクションである。
彼は大正から昭和初期に柳宗悦らが提唱した「日本民藝運動」の賛同者であり支援者でもある。
大山崎山荘には民芸運動にかかわる河井寛次郎、バーナード・リーチ、濱田庄司、富本憲吉、棟方志功および芹沢_介といった作家たちとの交流の中で収集された作品が展示されている。
陶磁器・染織・絵画などの作品や、彼らにインスピレーションを与えた朝鮮王朝の古陶磁、イギリスのスリップウェアなどの古陶磁といった、生活用品でもあった美術品がおさめられているが、これらは山本自身が日常親しく愛用したものばかりである。
ほかにも、クロード・モネの絵画『睡蓮』連作を複数所有するほか、モーリス・ド・ヴラマンク、アメデオ・モディリアーニ、パウル・クレー、イサム・ノグチ、アルベルト・ジャコメッティ、ヘンリー・ムーアなど、第二次世界大戦前後の近現代美術も展示されている。
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