天理参考館
天理参考館(てんりさんこうかん、正式名称: 天理大学附属天理参考館)とは、奈良県天理市にある民俗学・考古学系の博物館であり、主に世界各地の生活文化資料・考古美術資料を収集・研究・展示するほか、所在地に広がる布留遺跡の発掘調査を行う博物館法における博物館相当施設である。
館内は地上3階建て、地下1階の4階層にわたっており、1階・2階に「世界の生活文化」コーナー、3階に「世界の考古美術」コーナーがそれぞれ設けられている。
展示されている物品には文字通り世界各国から集められたものが多くを占め、そのコレクションはアイヌ文化からインド、ボルネオ、パプアニューギニアにまで至る。
これら常設展の他に、企画展・スポット展も定期的に開催。
東京の天理ギャラリーで「天理ギャラリー展」も開いている。
地下1階の研修室では、来館者に館内の資料について講義を行う「トーク・サンコーカン」を定期的に開催。
入場料を払っていれば無料で聴講できる。
講師は学芸員で構成され、これまで「インドネシアの土器作り」や「ヤマト王権を語る」をテーマに講演が行われてきた。
常設展示室
* 世界の生活文化 - 日本、アイヌ、朝鮮半島、台湾、バリ島、ボルネオ島、インド、メソポアミア、メキシコ・グアテマラ、パプアニューギニア、南北アメリカの生活文化を紹介
* 世界の考古美術 - 日本および布留遺跡、オリエント、中国、朝鮮半島の考古美術を展示
利用案内
■ 開館時間 - 午前9時30分〜午後4時30分
■休館日 -
- 火曜日(祝日の場合はその翌日休館
- 創立記念日(4月28日)、
- 夏期(8月13日〜17日)、
- 年末年始(12月27日〜1月4日)