山田風太郎記念館
山田風太郎記念館(やまだふうたろうきねんかん)は兵庫県養父市にある文学館。
2003年4月に開館した。
郷土出身の小説家山田風太郎の顕彰を目的に、本人が通っていた関宮小学校の跡地に建てられた施設である。
館内には、本人や遺族などから寄贈された約1,500点に上る資料をもとに書斎の再現、直筆原稿、創作ノート、初版本、写真やパイプ等の愛用品などを展示、併せて山田風太郎の生涯を紹介している。
どんな記念館?
山田風太郎は、大正11年兵庫県養父郡関宮村関宮で生まれました。
5歳で父を、14歳で母を亡くしたが医者の家系に育ったため、昭和19年東京医科専門学校(現・東京医科大学)に入学し医学を学びました。
在学中の昭和22年、探偵小説雑誌「宝石」の第1回新人賞に応募した「達磨峠の事件」が入選を果たし、昭和25年に作家として執筆活動に専念することになります。
「忍法帖」シリーズや歴史伝奇小説、『人間臨終図巻』などのエッセイで人気の山田風太郎。
多くの読者に愛されながら、平成13年7月28日その生涯を閉じました。
山田風太郎記念館は、作家・山田風太郎を追悼して、生涯かけて築き上げた作品世界を、自筆原稿、創作ノート、愛用品などの資料で紹介し、また多くの作品を生み出した書斎の再現もしています。
幼少時代から医科大学時代を中心に山田風太郎の人となりを紹介しています。
併せて作家活動等も展示しています。
以上、ホームページより抜粋。
利用案内
■開館時間― 午前9:00〜午後5:00(入館は4:30まで)
■休館日
- 毎週月曜日(祝祭日を除く)
- 年末年始、
- 陳列替期間
交通アクセス
JR山陰線八鹿(ようか)駅下車、全但バス・村岡方面または、鉢伏行で「関宮」下車、徒歩2分
■所在地― 〒667-1105 兵庫県養父市関宮605-1