しょうけい館(戦傷病者史料館)
しょうけい館(戦傷病者史料館)は、厚生労働省が戦傷病者等の援護施策の一環として、戦傷病者等が体験した戦中・戦後の労苦を後世に語り継ぐ施設として平成18年3月に開館した国の施設です。
常設展示室では、戦地で受傷した時身につけていた実物資料や医療、更生などの様々な資料、写真、映像、体験記などで構成し、体験記を基にある兵士の足跡を辿る形で、入営から戦場での受傷、戦地医療、内地での療養、社会復帰、そして現在まで、その折々に体験された戦傷病者のご苦労をお伝えしております。
館の運営は、厚生労働省から財団法人日本傷痍軍人会が受託し、世界の平和に向けたメッセージを発信することを目指しております。 また、これから、書籍等の収集にも努め収蔵図書を充実させたいと考えております。
無料観覧となっております。 皆様方お気軽にご来館ください。
一階の展示
図書閲覧室
戦傷病者の体験記を中心に幅広く労苦を伝える図書を揃えております。
ホームページに図書一覧を掲載しています。
作品に込めた労苦
時代とともにかわるさまざまな労苦を短歌で伝えます。
証言映像シアター
戦傷病者とそのご家族が語るさまざまな体験を映像で伝えます。
平和へのメッセージ
戦争で傷つき、そのため現在まで労苦を重ねてこられた方々の平和への思いを伝えます。
戦傷病者と援護のあゆみ
戦争が起こるたびに傷つき、病に倒れる戦傷病者が生まれました。 国の援護政策と戦傷病者同士の支え合いのあゆみを資料とともに振り返ります。
2階の展示
戦争により傷をうけ、病にかかり、生涯にわたってご労苦された人々が数多くいます。
これらの人々から寄せられた証言をもとに、ある兵士の足跡をたどる形で語り継ぎます。
戦争とその時代
徴兵制の成立から、入営、出征について展示しています。
戦場での受傷病と治療
戦傷病者の受傷、救護、搬送について展示しています。
野戦病院ジオラマ
南方で受傷した方々の体験と南方で医療活動に従事した経験を持つ元軍医、元衛生兵の証言に基づき構成した野戦病院のジオラマです。 戦傷病者の受傷と戦地での救護活動の状況を伝えます。
本国への搬送
戦傷病者の内地への搬送について、病院船の映像と模型などの展示でお伝えいたします。
帰還後の労苦
内地に帰還してからの病院での治療と療養生活、退院後の社会復帰という、戦傷病者の帰還後の労苦について展示しています。
戦後の労苦
戦傷病者とそのご家族の戦後の労苦を展示しています。
箱根療養所
戦前に脊髄損傷の傷兵のために作られた国の施設である箱根療養所の歴史を、映像と資料をもとに展示しています。
以上、ホームページより抜粋。 ホームページはコチラ
利用案内
入館料 入館無料
開館時間 午前10:00〜午後5:30
休館日
- 月曜(祝日または振替休日の場合はその翌日)
- 年末年始(12月28日から1月4日)
- 他
交通アクセス
- 東京メトロ半蔵門線・東西線 九段下駅
- 都営地下鉄新宿線・九段下駅6番出口から徒歩1分
※6番出口から徒歩1分
所在地 〒102-0074
東京都千代田区九段南1-5-13 共同ビル九段2号館
Tel03(3234)7821 Fax03(3234)7826
しょうけい館に関する質問
都内に平和資料館はありますか?
。 それには必ずフィールドワークを盛り込まなくては行けなくて、平和資料館のようなものがあればそこに行きたいと考えています。 しかし、東京に長崎や広島にあるような大きな資料館があるとは聞いたことないし、どこに行けば戦争